VimでCoffeeScriptを書く準備

はじめに

最近、CoffeeScriptにハマリつつあります。Python / Rubyライクな文法でサクサク書けるのに実行速度はJavaScriptと大差無いのが素晴らしいですね!
今回は、VimCoffeeScriptを書く上で必要な設定をメモ帳代わりに残そうと思います。

pathogen.vimのインストール

pathogenはVimプラグイン管理のためのモノで、CoffeeScriptとは直接関係は無いんですが便利なのでインストールします。

 ~ % mkdir .vim/bundle
 ~ % git clone git://github.com/tpope/vim-pathogen.git .vim/bundle/vim-pathogen
 ~ % mkdir .vim/autoload
 ~ % cd .vim/autoload
 ~/.vim/autoload % ln -s ../bundle/vim-pathogen/autoload/pathogen.vim ./

$HOME/.vimrcに以下の3行を追加します。

filetype off
call pathogen#runtime_append_all_bundles()
filetype on

callの前後でfiletypeをoff, onにしているのは、pathogenでftdetectなどをロードさせるために必要だそうです。

vim-coffee-scriptのインストール

CoffeeScript用のインデントやシンタックスなどが使えるプラグインです。VimCoffeeScriptを書く上で必要不可欠なものだと思います。

 ~ % git clone git://github.com/kchmck/vim-coffee-script.git .vim/bundle/vim-coffee-script

インストールができたら.vimrcに以下の行を追加しましょう。

autocmd BufWritePost *.coffee silent CoffeeMake! -cb | cwindow | redraw!

この行を追加することで、*.coffeeファイルを保存する度に自動で-cbオプションでコンパイルするようになります。

quickrun.vimのインストール

quickrunはCoffeeScriptにも対応しています。私はコンパイルして生成されるJavaScriptコードを確認するために使っています。

 ~ % git clone git://github.com/thinca/vim-quickrun.git .vim/bundle/vim-quickrun

インストールができたら.vimrcに以下の行を追加します。

let g:quickrun_config = {}
let g:quickrun_config['coffee'] = {'command' : 'coffee', 'exec' : ['%c -cbp %s']}

この2行を追加することで\+rを入力すると、

coffee -cbp 編集中のファイル.coffee

を実行して生成されるJavaScriptコードが表示されます。このとき気をつけて欲しいのは、コンパイルされた結果が表示されるだけということです。表示されたJavaScriptのコードは実際には.jsファイルに書き込まれないので注意して下さい。


これでVimCoffeeScriptを書く準備ができました!
もっと探せば便利なプラグインやvimrcの設定があると思いますが、上記の方法で整えた環境だけでも楽にプログラムが書けるようになったと思います。